予算を知らない研究者は、できることの範囲を知らない研究者である。
Lab Forum の第3回として構想されていた内容です。研究費がどこから来て、何に使え、どう申請し、どこに倫理の線があるかを扱います。
B4:研究費の存在を知る。M:学振・学内助成に出す。D:自分の研究費を持つ。
| 種類 | 出所 | 誰のお金か | 例 |
|---|---|---|---|
| 運営費交付金 | 大学 | 研究室の基盤 | 消耗品、学生の学会旅費の一部 |
| 競争的資金 | 国(JSPS、JST、NEDO) | 申請した研究課題のため | 科研費、さきがけ、NEDO 委託 |
| 共同研究・受託 | 企業・自治体 | 契約した課題のため | ★ |
| 寄附 | 企業・個人 | 使途の制約が少ない | ★ |
| 学生向け資金 | JSPS、財団、学内 | 学生本人の研究と生活 | 学振 DC、★ 学内助成 |
競争的資金は「その課題のため」のお金です。別の研究に使うことは、たとえ同じ研究室でもできません。ここが倫理の線の起点です。